塗り替え時期の目安(塗装チェックポイント)
お家(建物)に写真のような状態を発見したら、塗り替えの時期になります。

地上から見てもよくわかりませんが、足場を組んでみるとひび割れがよくわかります。この様な例も多くございますので、新築から5年を過ぎたらチェックが必要です。
塗装の種類と特徴
塗装の種類
塗装の種類は豊富にございます。主に「アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素樹脂」の4種類に分かれ、塗料メーカーにより同じ(例)シリコン樹脂でも特徴が違うなど様々です。 近年では、シリコンを超える「ハイブリット塗装」やフッ素を超える「無機塗装」なども選択出来ます。お客様の居住年計画や立地条件によりベストな塗材を選択出来ます。

塗料の性能・耐久年数
アクリル | ウレタン | シリコン | ハイブリッド | 光触媒 | フッ素 | |
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耐久性 | 5~7年 | 8~10年 | 10~13年 | 10~13年 | 10~20年 | 15~20年 |
弾性 | ○ | △ | △ | △ | △ | △ |
防カビ・防藻 | △ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
防汚性 | △ | △ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
防水性 | △ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
遮熱 | ― | ― | △ | △ | ○ | ○ |
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1.アクリル塗装
建築塗料のスタンダードタイプ。
コストが安く近年ではシリコンを配されている塗料が多いが耐候性の面ではやや劣る。 -
2.ウレタン塗装
アクリルより耐久性に優れる。弊社では、主に木部や鉄・トタン部分に使用しており性能の良い塗料です。
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3.シリコン塗装
耐久性・耐熱性に優れる。
ウレタンに比べて、耐候性もあり汚れにも強い塗料です。弊社では、外壁・屋根に木・鉄部にと使用しています。 -
4.ハイブリッド塗装
高耐候酸化チタンと光安定剤によるW効果で、耐候性を高める「ラジカル制御」技術により紫外線に強い1液弱溶剤系シリコングレードを超える強靭な塗膜を形成します。
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5.合成樹脂塗装(光触媒塗装)
自然の力でキレイを保ち高耐候性にも優れている。
太陽光が汚れを分解し長期間美観を保ち、空気の浄化能力も有しています。 -
6.フッ素塗装
超高耐候性に優れている。
弊社で使用のフッ素樹脂は、従来フッ素の耐候性を超える「4フッ化フッ素無機」樹脂です。
面積効果
同じ色でも大きな面積と小さな面積では色の見え方が違ってきます。これを色の面積効果といいます。
明るい色はより明るく鮮やかに見えます。反対に暗い色はより暗く感じられます。
外壁では、淡彩色はワンランク濃い色を、濃い色はワンランク薄め色を塗装します。
